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セミナー動画を活用方法とは?制作時のポイントを解説!

セミナー動画をどうやって活用するのか?ポイントは?

新型コロナウイルス流行後、様々な企業で業務のオンライン化が急速進みました。その中で研修や自社のセミナーもオンラインで行うようになっていきセミナー動画や研修動画の需要は増えてきています。今回は、セミナー・研修内容を動画にしてその後どのように活用するのかについて今回はご紹介します。

そもそもセミナー動画とは何か?

セミナー動画とは、社内外の人間に向けた研修や自社の事業紹介を目的として開催されるセミナーや研修の撮影を行い、参加できなかった方や参加した方へのアフターフォローとして制作される動画になります!セミナーや研修内容を動画化することによって遠方にお住いの方や当日参加できなかった方も内容を確認することができるなど様々なメリットがあります!この記事では制作したセミナー・研修動画をどのように活用していくのかについて紹介していきます。またセミナーや研修内容を動画化することでどんなメリットやデメリットがあるのか詳しく紹介した記事がありますのでぜひこちらもチェックしてください!
<セミナー動画を作るメリットを紹介!>

3種類のセミナー動画

セミナー動画には大きく分けて3種類の動画形式があります。
・フルバージョン動画
・ダイジェストバージョン動画
・ブランディング動画

フルバージョン動画

セミナーや研修内容を動画化し、撮影した内容をすべて動画にしたものがフルバージョン動画です。
セミナーの雰囲気や研修内容を漏れなく動画で伝えることができるため、セミナー・研修動画では標準的な仕様と言えます。動画にすることで聞き逃してしまったり、理解が追い付かなかった場合に好きな時間に好きなだけ見返すことができるのでセミナー・研修を開催するメリットを存分に引き出してくれます。ただし、時間が長くなってしまうというデメリットも抱えています。セミナー・研修のための動画とはいえ、動画時間が長くなってしまうと視聴者の集中力が続かず、肝心の内容が伝わりづらくなってしまいます。そのため、広報活動などに使用する場合はのちに紹介する短い動画スタイルがおススメです。

ダイジェストバージョン動画

セミナーや研修内容の重要部分を切り抜き、短い時間の動画として編集した形式がダイジェストバージョン動画になります。動画の長さは3~8分が目安となっています。
一般的に動画をずっと見続けられる時間は3分ほどであり、3分以内に収めることで途中離脱のリスクを防ぐことができます。またYouTubeなどの動画配信サイトで公開する場合、8分程度の動画がミッドロール広告条件に当てはまるため、セミナーや研修内容を広報目的でYouTubeに公開する場合は少し余裕のあるセミナー・研修動画を制作することができます。しかし本来45~60分ほどの内容を短い時間でまとめなければいけないので内容を吟味する必要があり、制作コストがかかってしまうこと、内容漏れなどのリスクがつきものになります。

ブランディング動画

今流行りのYouTubeショートなどを活用して、セミナーや研修内容を1分程度の動画にまとめたものをブランディング動画といいます。

この動画はセミナーの内容を理解してもらうよりも、セミナーに参加してもらうメリットを伝えるための動画になります。過去に撮影した映像を活用して、次回開催されるセミナーの内容を宣伝するときはこの形式が最適です。

セミナー動画制作の際の注意点は?

動画を制作するのであれば、第一にそれを見る人間について考える必要があります。
どんな人が、どんな目的で見るのかを念頭に置いて内容を考えていけば、見ごたえのある動画制作につながります。ここからはセミナー動画を制作する際に意外と見落としがちなことを紹介していきます。

注意点❶:最初にインパクトある内容を組み込む/結論から話す

もしあなたがセミナー動画をコンテンツとして活用したい場合、動画の出だし数十秒に注力しましょう。
結論や重要点がわかっている状態で話を聞いてもらうことで聞き手の理解度が段違いです。
「話したいことが多い」「知ってもらいたい内容が多い」などセミナー動画は熱意がそのまま時間の長さに直結してしまいがちですが、人間の集中力は15分ほどしか継続できないので可能なら10分ほどにまとめるようにしましょう。

注意点❷:音質や画質にこだわる

受講者のストレス軽減のために、音質と画質には細心の注意を払いましょう。
これはいわゆる身内向け(企業や団体内部など)の動画だったとしても同じです。動画を見る相手は"人間です"、ノイズがひどい音声を聞かされ続けたり、画質が悪くズームしないと見れないような動画を見るのは非常にストレスがかかり、集中力の低下や意欲の損失にも直結してきます。

注意点❸:重要なことはわかりやすい編集をする

セミナー動画の重要ポイントが出現した際、ただ音声を強調しただけでは聞き手にうまく伝わらない可能性があります。そこで重要ポイントに対して、図を挿入したり、字幕や補足説明を入れるなど様々な工夫を凝らしていきましょう。

セミナー動画の効果的な活用方法

セミナー動画を作ったとして、どのような場面で活用できるのか?
どのような効果が期待できるのか気になると思います。簡単に紹介すると、
・アーカイブとして保存、共有する
・自社コンテンツとして発信する
・広報活動の資料として使う
・研修の資料として使う

これら4つの方法が挙げられます。

セミナー動画活用方法➊「アーカイブとして保存・共有する」

セミナー動画の最も大きな利点が、アーカイブ(記録)として保存・共有が容易にできることです。
コロナが落ち着いている現在も開催地との距離が遠いため参加できない方が多くいます。また開催日に予定が入っているなど日程が合わず参加できない場合もあります。そんな方へ向けてセミナー動画を配信することで開催地や日程に関係なくセミナーの内容を共有し、コミュニティの形成や知識の共有を行うことができます。また、セミナー開催から時間が経ったとしても動画を共有することで過去の内容をいつでも見返すことができることも大きな利点であり、効率的な活用方法といえます。

セミナー動画活用方法➋「自社コンテンツとして発信する」

自社での経験やノウハウを共有して、業界全体に周知を行うコンテンツとしてセミナー動画を活用することもできます。想定する視聴者が明確なのでコンテンツ内容も考えやすく、視聴者のニーズも満たすことができるので自社の大きなアウトプットの一つになります。前述しましたが、動画にすることでいつでもどこでも確認することができ、回数も制限がないので視聴者が理解するまで見ることができます。また、わかりやすくするために撮影した内容を短くまとめることができ、効率よく知識やノウハウを吸収することができます。

セミナー動画活用方法❸「広報活動の資料として使う」

例として、新入社員・就活生向けに自社で行っている研修内容を動画にまとめ公開することで就職後のビジョンをわかりやすくかつ具体的に示すことができます。また、自社で行っている事業内容をまとめることで展示会や説明会で使用する資料としても活用できます。一度セミナー動画を製作したら大きな変更がない限り、使い続けることができるので、コスト削減にもつながり大きな効果が期待できます。

セミナー動画活用方法❹「研修の資料として使う」

新しく入ってきた社員の研修を目的としてセミナー動画を製作することで、コストの削減と効率的な知識の吸収が期待できます。紙の資料や口頭では伝わりにくい動作や手順を動画で見せることで実際に手を動かしたり、イメージをつきやすくすることで満足度の高い研修が行えます。また動画を共有する体制づくりをすることで研修タイミングを個別に設定できることも大きな利点です。一度聞いただけでは理解しきれないことも繰り返し見ることで着実に吸収し自分のものにすることができるので他の社員の負担軽減にもつながります。

まとめ

今回は、セミナー動画の活用方法をご紹介しました。セミナー動画は初期費用が高くなりがちではありますがのちのメリットを考えれば一本作っておくことで様々な活用方法が見えてくる便利なコンテンツです!もし制作する際は、ぜひ動画屋堀川までご相談やお問い合わせください!お問い合わせフォーム

筆者情報

使えたら使ってください
動画屋 堀川
個人で映像制作をしている人。大のゲーム好きで制限がないなら24時間365日やってしまう。大学ではロボット工学を学び、プログラマーとして企業に勤めていたが映像制作への熱意が爆発し、退職。その後、横浜市認知症デイサービス協議会の研修動画などの制作に携わる。自分の興味があることにはとことん突き進む。個人でYoutubeチャンネルをやっている。
・サバゲー:サバゲーYoutubeチャンネル
・ゲーム:ゲームYoutubeチャンネル